2026/04/10 12:41
みなさんこんにちは🍎
今日の南信州松川町は終日雨予報で肌寒い一日です。
ここ最近気温が平年より高めで、果樹の生育も進みすぎていたので、今日の雨と気温はちょうどいいブレーキになってくれそうです。
今年は3月気温が高く、全国的にも桜の開花が早まるなど春が前倒しできている感じがあります。
それは果樹にとっても同じことで、昨年は桃の満開が4月13日でしたが、今年は4月7日に満開を迎えるなど1週間から10日ほど昨年よりも生育が進んでいます。
農家にとってはこれはあまり嬉しくないことです😢
それはなぜかというと…「早く生育が進む=早く花が咲く」
これが農家にとっては眠れない夜を過ごす原因になるんです💦
みなさんは「霜注意報」という注意報を聞いたことがありますか??
夕方テレビの天気予報などで雷注意報などと一緒に読み上げられることのある注意報の一つです。
この霜注意報が出ると農家はビクビクして夜も眠れません😢
霜とは冬の朝地面の草はうっすら白く凍っている状態のあれです。
だいたい最低気温が3度をしたまわると霜が降りると言われています。
この霜がつぼみや花に当たってしまうと雌しべが枯れてしまい、受粉しなくなってしまいます!!
受粉しないということは実もならずに収穫ができない最悪の事態になります。
秋に収穫する果物がたった1回の霜で全滅や半減ということもあり得るのがこの霜の恐ろしいところです。
さて、その霜と果樹の生育が早いことが関係してくるかというと…
上段で書いた通りつぼみや花に霜が当たると雌しべが枯れてしまいます。
そしてここ松川町は4月20日くらいまでは霜が降りることがあります。
当然3月の方が霜が降りる日数も多く、4月になるにつれて霜も減っていきます。
生育が早いということはまだ霜が降りる日が多い3月下旬や4月上旬につぼみが膨らんできたり
花が咲く状況になり、一気に霜害のリスクが高まります💦
対策としては
①防霜ファン
巨大な扇風機みたいなもので、上空にある暖かい空気を吹き降ろして霜を降りなくする方法。

②燃焼法
燃料(軽油や灯油)を缶に注いで、キッチンペーパーなどで芯をつくります(大きなロウソクのようなイメージ)。
これを畑に何十か所も設置して、気温が下がってきたら点火して、火が作る上昇気流で霜が降りないようにします🔥

4月8日の朝も最低気温が1度前後だったため、上記2つの方法を併用して霜を防ぎました!
しかし、この2つの方法でも限界があり、この時期に-2度を下回るような寒さが来た場合はできる限りの対策は講じますが、全滅を覚悟で夜を過ごします。
花が咲くこの季節は肉体的な疲労はまだあまりありませんが、毎日複数の天気予報をチェックして気温が下がる日はやれることはやりつつも結局は天頼みという精神的に疲れる季節です💦
だいたい4月20日を過ぎると霜の心配もなくなり、果樹も受粉して次の生育ステージに進むため一安心できるようになります。
今年もあと10日間くらいは天気予報から目が離せない日が続きます。
それを無事に乗り越えて今年も美味しい果物をお届けできるように栽培をしていきます💪
今年もすでに多くのお客様からさくらんぼ狩りのお問い合わせをいただいております。
予約開始時期ですが霜の心配がなくなり、だいたいの収穫量がはっきりする5月20日前後から受付を始めます!
4月下旬には予約開始とさくらんぼ狩りの開園日をお知らせしますので、それまでもう少々お待ちください🍒
